純銀アクセサリー技法

純銀ワイヤーアート

ワイヤーアートはワイヤー（針金）とペンチなどの工具を使って形を作るハンドメイドクラフトの一種です。ハンドメイドアクセサリー製作の場合はアクセサリー専用のアーティスティックワイヤー（AW）がありますが、貴金属や金張り、真鍮、ステンレスなども使われます。銀は貴金属ワイヤー中で比較的安価なのでよく使われる素材ですが、Silver925やSilver950が主で、純銀であるSilver1000は柔らかすぎるためあまり使われていません。

ワイヤーでの純銀アクセサリーはその柔らかさを生かして、細かく曲げて形を作っていきます。細かく曲げることで繊細な美しい形ができ、硬くなり丈夫になるという利点もあります。また、デリケートな天然石の標本でも優しく包み込み、アクセサリーに仕立てることができます。
純銀ワイヤーアートなら、ピアスやイヤリング、ペンダントヘッド、ブレスレット、ネックレス、魔法道具まで幅広くハンドメイドできます。

純銀メルトアート

純銀メルトアートは銀を溶かしたアートのことで、制作者あかやの造語です。
純銀ワイヤーを様々な形にして高温のバーナーで溶かし、そのまま或いは叩いたり削ったりして形を整え石を留め付けたり、石に純銀ワイヤーを巻いてから銀を溶かして制作する技法を「純銀メルトアート」「純銀アート」と呼んでいます。型を使ったりもせず、溶けて偶然出来上がった形を利用しているため、フリースタイル純銀アクセサリーの最たるものといえます。

銀の厚みが出て重くなりますので、アクセサリーとしてはペンダントヘッド、ネックレス、ブレスレットに使用できる技法です。魔法道具のワンドのベースに純銀メルトアートを使用すると重厚で魔力伝達の良いものができます。

（注）当店で純銀メルトアート、純銀アートと表記しているものは白魔堂開発の上記のような技法のことで、純銀粘土の純銀アートとは無関係です。