***アイオライト*** |
【アイオライトについて】3月・9月の誕生石 鉱物学ではコーディエライト、多色性が顕著なのでダイクロアイト(2色の色を持つ石)とも言いますが、2色ではなく灰黄色、明るい青、菫青色という3つの色が見えるのが特徴です。 アイオライトの和名は菫青石と言います。 ルースではこの名にふさわしい菫青色が正面から見えるようにカットされます。カットされたアイオライトは横から見ると殆ど無色に見え、海の青さと水の透明さを連想するので、ウォーターサファイアとも呼ばれました。 アイオライトの産地は、インド、スリランカ、ブラジル、マダガスカル、ミャンマー、タンザニア、カナダ、イギリス、ナミビアなどがあります。 一般的に処理石はありませんので、コーティングや染色、色落ちが問題になることはありません。 【アイオライト作品のお取扱いについて】モース硬度(擦れに対する耐性)は7〜7.5あるのですが、一方向に完全な劈開を持っているのと、靭性があまり高くないので、衝撃や急激な温度変化で割れることが多くあります。 |