＊＊＊クォーツ　さまざまな水晶＊＊＊

《山入り ガーデン》→ 一覧はこちら

山入り　結晶の内部に木の年輪のように、本体の錘面と同じ山形の模様ができたもので、ファントムクォーツとも言います
色の付いたファントムが入っているのは、成長途中に別の様々な鉱物が堆積したもので、鉱物によって色が違います
ガーデン　成長中に結晶の内部に入り込んだ他の鉱物が風景のように見えるもので、庭のように見えるものは庭園水晶、苔のように見えるものは苔入り水晶とも呼ばれます

《ルチル 針入り》→ 一覧はこちら

ゴールドルチルやシルバールチル、ブロンズルチルなど、色の名前が付いているのが一般的で、ゴールドの中で太く輝くものをタイチン（大金）、中央から放射状になったものを太陽、針の色に関係なく動物の毛のような細くて柔かい感じのものをラビットヘアーと呼んだりもします

「ルチルクォーツ＝針入り」と思われがちですが、水晶の中で針状になっている鉱物の種類はルチルだけではありません

例えば、一般的にブラックルチルと呼ぶものはブラックトルマリンが入ったもので、ルチルの黒針は非常に珍しくほとんどありません

他の鉱物の針には様々な色のトルマリン、緑のアクチノライト、プラチナのブルッカイト、白やグレーのアスベストなどもあります

稀に、白い針に見えるもので正確には針入りではない、針が無くなった空洞が白い針に見えるというものさえあります

【クォーツ作品のお取り扱いについて】

クリアクォーツと同様の扱いで良いのですが、内包されている鉱物が太陽光や紫外線で褪色することがあります。
退色しやすい鉱物が混ざっているときには窓際などに放置しないようにして、長く使わないときには引き出しにしまうなど、遮光して保管すると良いです。