***コモンオパール***


プレシャスオパール

【コモンオパールについて】

10月の誕生石・チャクラやキーワードは色により様々

オパールは水中で微小な珪酸球が沈殿し岩石の隙間などに密に堆積してできたものです。
和名は蛋白石。オパールという名称の語源は、サンスクリット語のupala(宝石)と言われています。

プレシャスオパールと言われる特殊効果の出るものと、コモンオパールという、特殊効果の出ないものに大別されます。

《コモンオパール》

コモンオパールの地色の種類は、ブルー、イエロー、ピンク、無色など様々なものがあります。

ブルーオパールは、地色がクリーミーな半透明の淡い青色から空色、マスカットのような可愛らしい色もあります。

イエローオパールには、淡いレモン色や鮮やかな黄色、オレンジ味のあるものまであります。

無色のものはジェリーオパールと呼ばれていることがあります。

これらは、ミルキーに濁ったものから透明に近いものまであり、透明な方が良質とされます。

ピンクオパールは淡いピンクからやや濃いピンクのものがあります。 完全に不透明なものからやや透明感のあるものまでありますが、透明に近いものはありません。

ピンクオパールは一般的にコモンオパールに分類されていますが、1977年にバリゴルスカイトという鉱物であったと発表されています。それ以外に何種類かの混合鉱物だとも言われていますので、ピンクオパールという名称は、宝石名や流通名だと思った方が良いかもしれません。



【コモンオパール作品のお取扱いについて】

オパール全体として衝撃に弱いので、硬いものにぶつけたり、落としたりしないように注意してください。

太陽光、紫外線で褪色する場合がありますので、長時間の日光浴などはさせないでください。

お手入れに水や、かなり薄めた台所用中性洗剤が使用できますが、手早く洗って、つけ置きなどはしないで下さい。
シルバー用の液体洗浄剤は使って良い石種を確認してください。

超音波洗浄は石が破損しますので厳禁です。

洗った後は水分を良く吸い取り、日の当たらないところで乾かしてください。
純銀作品は変色を防ぐため乾燥後チャック袋に入れて保管をお薦めします。