真鍮は時間経過と共に、味わいのある独特の金古美色になっていきます。
この色は表面の銅の成分が酸化して酸化銅になり、皮膜ができることによる変色です。

元のピカピカの金色にしたい場合は、金属磨き用のペーストや研磨剤の付いた磨き布を使って、丁寧にお手入れすると表面が削れて中の金色が現れます。

ペーストはとても綺麗になりますが、細かい部分に詰まりやすいので、磨き上げた後に洗剤洗いが必要になることがあります。
水に弱い石や柔らかい石が付いているときには使わない方がいいでしょう。
また、どちらの場合も、付いている石に黒い汚れが付きやすいので、石を擦らないように注意が必要です。

磨き残したところは時間経過と共に黒ずみが進んで、燻したような感じの風合いになります。
これも真鍮の美しさの一面です。

末永くお使いいただけたら嬉しいです。


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