ガーネット
【ガーネット】

1月の誕生石・変わらぬ愛・真実・友愛・貞操・第1チャクラ

ガーネットは鉱物学的には14種類の鉱物に分けられていて、成分、硬さ、色もさまざまです。
お馴染みのワインレッドの他、ピンク、オレンジ色、緑、褐色、黒、鉄さび色、研磨をするとスターやキャッツアイの出るものや、表面に虹色が浮かび上がるものもあります。

スターやキャッツアイには、アルマンディンスターと呼ばれる黒っぽい石が多く、サファイアのスターが出るもののように明度が高い石はほとんどありません。

表面に虹色が浮かび上がるものは、レインボーガーネットと言います。
これはアンドラダイトガーネットの一種で、その中でも奈良県の天川村で採れるものは鮮やかな虹色が美しく、スーパーレインボーガーネットと呼ばれ珍重されています。

レアカラーガーネットにはオレンジのマンダリン、グリーンのツァボライトやデマントイド、カラーレスのリューコなど、ここでは紹介しきれない珍しい色もあります。

白魔堂にも、たまにこういったレアカラーガーネットが登場するときがあります。
作品販売ページには、簡単ではありますが説明を記載してありますので、是非お読み下さい。

ガーネットの語源はラテン語の「柘榴の実」で、日本名も柘榴石。
結晶の多くは斜方十二面体で発見され、花崗岩や片麻岩の割れ目に熟した柘榴の実のように入っていることから、この名が付きました。
この原石の結晶面の美しいものは、まるでカットや研磨されているかのように見えるものもあり、天然のカット石と言われることもあるそうです。

たくさんの種類があり普通は○○ガーネットと言いますが、グロッシュラーライト、スペサルタイトなど後ろにガーネットを付けずに言うこともあります。



【作品のお取り扱いについて】

モース硬度が6.5~7.5でそこそこ硬め、光による退色や薬品による劣化もほとんど無い石です。
しかし、極端な衝撃を与えたり乱雑に着用したりすれば、割れたり表面に傷ができたりしますので優しくお取り扱い下さい。
高温や急激な温度変化は、どのように強靱なで石も苦手です。

お手入れに水や食器用中性洗剤が使用できますが、原液を付けたり、長時間浸けておくことはしないでください。
シルバー用の液体洗浄剤は使って良い石種を確認してください。

超音波洗浄は石が破損するおそれがありますので使用禁止です。また、いきなり冷たい水や熱いお湯に浸けることはしないで下さい。

洗った後は水分を良く吸い取り、風通しの良い日陰で良く乾かしてください。
純銀作品は変色を防ぐため乾燥後チャック袋に入れて保管をお薦めします。