一般的なシルバーアクセサリーで使われている銀は機械等で加工をしやすく、耐久性を持たせるために、銀以外に様々な金属が混ぜ込んである合金です。 一般的には「SV925」「SV950」が多く、「SV925」は「STERLING」とも表記されます。 ピアスなどの小さなものでもどこかに刻印がされているので、これらは多くの方がご存知でしょう。 この刻印のSVはSilverの略で、その後ろの数字が純度を表しています。 純銀は「SV1000」「ピュアシルバー」と表記されますが、実際に100%は技術的に不可能なので、高純度でも99.99%になります。 一般的なシルバーアクセサリーの銀には銅、ニッケル、コバルト、亜鉛などが混ざっています。 この混ぜ込んである金属の中で、ニッケルやコバルトは特に金属アレルギーの原因になりやすく、銅や亜鉛もなりやすい金属だそうです。 こういった銀の純度による違い、アレルギーになりやすい金属の種類についての情報を持たない方が多く、純銀でも他の銀と同様にアレルギーが出ると思われるようですが、銀はアレルギーになりにくい金属で、虫歯治療に使われていたり、イオン化した銀は抗菌能力があるため、除菌や殺菌剤にも使われている、安全性の高い金属です。 実店舗でも通販でも「SV925」製品を「純銀」と言っていることがあります。 本当の純銀、SV1000の製品をお求めになりたい場合は、きちんと銀の種別を知ることが大切です。
純銀作品について 目次へ
|