***インカローズ***


インカローズ

【インカローズについて】

情熱・愛情・思いやり・感情の癒し・第3・4チャクラ

インカローズという名称が定着していますが、正式にはロードクロサイトという鉱物です。
美しいピンクやローズ、紅赤などで、透明度が高く縞の無い濃い色のものが良質とされ、ピンクと白の縞の入ったものは少し価値が下がります。

産出量が減ってきたためか、インカローズの語源の「ピンク色のバラの模様の真珠」とは違う、茶色いものもインカローズの名が付けられ販売されるようになりました。

産地としてはアルゼンチン、ペルー、コロラドのものなどが有名で、場所によって微妙に色が違います。
日本での有名な産地に北海道稲倉産がありましたが、鉱山が閉鎖された為、今ではあまり目にすることはできません。




【インカローズ作品のお取扱いについて】

モース硬度が3.5~4と低く、爪でも傷が付く程度です。
強化のために樹脂やオイルを含浸させてある場合もあり、水や薬剤に触れると表面の艶が無くなることがあります。
割れやすい方向もあり、衝撃で割れることがありますので優しくお取り扱い下さい。

また、光によって退色するおそれもあります。
日の当たる場所に長期間放置しないようにして下さい。
長期保管する時には遮光した方が良い石です。

お手入れは塵やホコリを払った後、柔らかい布で軽く拭って下さい。
超音波洗浄は石が破損しますので使用禁止です。

アクセサリーの金属部分のお手入れは、金属にあった磨き布で、石を擦らないように磨いて下さい。
磨けなかったところはそのまま風合いとしてお楽しみ下さい。
また、純銀作品は変色を防ぐためチャック袋に入れて保管をお薦めします。