***スギライト***


スギライト

【スギライトについて】

夢・スピリチュアルな浄化・癒し・第7チャクラ

スギライトは、1977年に瀬戸内海で杉健一氏が鶯色のものを発見したのが最初です。
発見者の名前をとって杉石(スギライト)と命名され、その後、南アフリカで現在ポピュラーになっている、紫色のスギライトが発見されました。

ラリマーとチャロアイトと並び世界三大ヒーリングストーンと言われ、英語で「スジライト」と呼ばれ、人気が出て広まった石です。
日本では、癒し効果の高いパワーストーンとして、人気のある石だと思います。

稀産な鉱物ではありませんが、黒いマンガンや褐色のエジリンが混ざったもの、黒っぽいもの等が多く、鮮やかな紫のものは稀少です。
鮮やかな紫と言っても透明度が様々で、その中でも透明感のあるものが質が良いとされています。

2003年前後に、ミルキースギライトと呼ばれていたパステルカラーのスギライトは、現在スギライトシリカスギライトカルセドニーと呼ばれているようです。
これはスギライトにシリカ成分が浸透して混ざり、パステルカラーになったもので、シリカ化が進むと透明度が増し、スギライトカルセドニーになります。
白魔堂では旧名のミルキースギライトの名を使っています。

ブルーの色味が強く出ているスギライトがありますが、赤味の少ないブルー寄りの色はリヒテライトという鉱物が多く混ざっているようです。
これをスギライトの中で稀少と思うかどうかは人それぞれだと思いますが、鉱物的には、鮮やかで濃厚な透明感のある紫色がスギライトの稀少色のような気がします。

画像は原石(1999年インド、ジャイプールで購入)とビーズのネックレス(2004年東京ミネラルショーで購入)です。原石は不透明で黒い母岩でスギライトも不透明です。それに比べビーズは透明感のある鮮やかな紫色をしています。



【スギライト作品のお取り扱いについて】

太陽光や紫外線で褪色する場合があります

日の当たる場所に放置しないでください。
長期保管の際は窓際などの明るい場所に置かず、なるべく遮光して保管してください。

普段のお手入れは、使用後に柔らかい布などで拭って下さい。
お手入れに水が使用できますが、サッと流す程度にしてください。

汗や油が酷く付いてしまったときには、食器用中性洗剤を薄めたものを手で泡立て、手早く軽く撫でて、すぐに水で洗剤分を洗い流して下さい。これは非常時の対処ですので頻繁に行わないで下さい。

シルバー用の液体洗浄剤、超音波洗浄は石の劣化や破損のおそれがありますので使用禁止です。

洗った後は水分を良く吸い取り、日の当たらないところで乾かしてください。
純銀作品は変色を防ぐため乾燥後チャック袋に入れて保管をお薦めします。